Sara Ohgushi, ND LM
Naturopathic Physician
and Midwife
 
  
 
 
 
 
 

ハイドロセラピー簡単で効果的な家庭療法

文責  大串サラ ( 自然療法医 )

質問 : 仕事場の皆が一日中咳やくしゃみをしていて、帰りには寒いバス停で待たされてすっかり冷え込んでしまいました ! 風邪を引かないために何かできることがありますか ?

答え : 身体を温めるために最も簡単で効果的な方法は「 温水足浴」 で す。用意するものは、椅子と毛布と、両足を漬けられる大きさのバケツだけです。まず、我慢できる限り熱いお湯をバケツに入れます。そして、毛布を置いた椅 子に座り、毛布で身体を包んでから両足をバケツの温水に10~20分漬けるです。 熱いお茶あるいはすった生姜/レモン/蜂蜜を溶かしたお湯を同時に飲むと早く暖まることができます。

温水足浴は伝統的なハイドロセラピー ( 水療法 ) の一種です。ハイドロセラピーは温水と冷水を使って血液循環を操作し、治癒を促進する療法です。ハイドロセラピーは世界中の温泉で行われていますが、多くの療法はご家庭で簡単かつ効果的に行うことができます。

温 水足浴は身体を暖めるだけでなく、血液を足の方に引き下げます。風邪を引くと頭が鬱血する傾向があります。私たちの身体は、複雑な機構によって血管を狭め たり広げたりして血液をどこに送るかを制御しています。走ったりすると、血液の多くが筋肉、心臓および肺に行きます。食後には消化をするために多くの血液 が内部に向かいます。身体の中に病気や怪我があると、その部分に多くの血液を送ることにより侵入細菌等と戦う白血球を増やします。これが炎症反応です。し かし、過剰な炎症は交通渋滞のようなものです。ハイドロセラピーにより、血液をより効率的に流すことができます。

温 水足浴の後でできる、もう一つの非常に効果的なハイドロセラピー療法としては「温靴下」療法を挙げることができます。この療法をやるには、薄い綿の靴下と 厚い(理想的にはウール)靴下が必要です。これは夜寝るときに寝巻きに着替えてからやるのがベストです。まず、綿の靴下を冷水(そう、冷たい水です)で濡 らし、雫がたれないように絞ります。温水足浴から温まった片方の足を出し、手早く乾かしてからまず濡れた綿の靴下を、そしてすぐに厚い方の靴下を履きま す。もう一方の足にも同じことをして、すぐに布団に入ります。足は始めから暖まっているので(冷たい足に冷たい靴下を履くのはいけません)、靴下はすぐに 暖まります。(この療法はお風呂やシャワーの後にもよく効きます。)その後の2,3時間の間、あなたの身体は濡れ靴下を乾かすために血液を下の方に集める ことになります。靴下が乾いたら、脱いでもかまいません。この療法は頭部の鬱血を伴う下記の病状に効果があります:

風邪

喉の痛み

頭痛

副鼻腔炎

耳感染

この療法は赤ちゃんやお子さんにも安全です。そして、引きかけの風邪を治したり、風邪が耳感染に至るのを防ぐ効果があります。子供用の暖かい靴下がない場合は、大人用の靴下でもけっこうです。靴下がお子さんの腿まできてもかまいません。

ハイドロセラピーは自然療法医が用いるツールのほんの一例です。風邪やインフルエンザに効果的なハーブやサプリメントももちろん数多くありますが、それはまたの機会にご紹介しましょう。

注記 : 本稿は直接的な医療アドバイスの代わりにはなりません。詳細については大串サラ( sao@imagina.com ) までお問い合わせください。また、電話( 503-703-7825 )で無料の 20 分医療相談を予約することもできます。 ドクター大串は自然分娩の助産婦の資格も持っていて、妊娠、出産、産後の全てにわたるお世話をいたします。自然療法医として、小児科を含むファミリーケア もいたします。オフィス: 2207 NE Broadway,  Suite 200 (予約制)

 

 


   
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